足の汗対策はコレだ!

美容外科での治療

 

 

 

美容外科での治療としてはボトックス注射が有効とされています。多汗症の原因はエクリン汗腺で、自律神経の失調が関係しています。

 

 

わきの下、手のひら、足の裏に症状が多く、わきがと併発している場合も多くなっています。

 

 

ボトックスはボツリヌス菌が産生するタンパクを加工して作られたFDA(米国食品医薬品局)承認済みの医薬品で、これを注射した局所の末梢神経枝からの命令は、筋肉や汗腺などの組織に伝わりにくくなる効果があり、その結果として一部の筋肉や汗腺が働かなくなるのです。

 

 

この作用を応用して汗が気になる部分にボトックスを注射するわけで、そこのエクリン汗腺に作用して汗の量を減少することができます。ちなみにわきがの場合でも汗の量が減るので臭いが軽くなります。

 

 

物理的に汗腺を取り除くのではありませんから効果が永続的ではありませんが、約半年間に亘って汗の量を抑えます。

 

 

ボトックス注入は数回繰り返すことで、もともとの多汗症レベルに戻りにくくもなります。又、医院によっては、アクアイオン導入を勧めているところもあります。これは、手のひらや足に電気の力で薬品の有効成分を深部に浸透させる治療法で、週に1~2回から始めて、汗をかくレベルを確認しながら次第に治療の間隔を空けていきます。その場合、塗り薬と併用すると効果が高まるとされています。