足の汗の原因
実は精神面での作用がかなり影響しているのが足の汗です。手のひらの多汗症と同様で足の汗の多汗症も、精神性発汗に寄るものが多く、精神的ストレスという緊張したり、興奮したりした場合に大量の発汗があり、ひどい場合には日常生活に支障をきたすこともあるのです。
多汗症の中でも足蹠多汗症と呼ばれる症状があり、この場合は汗の量が尋常ではなく、靴下が濡れるどころかサンダルがすべって履けないやら、靴を脱いで歩くと汗で足跡がつくこともあるそうです。当然足蹠多汗症の人は汗が多い分、悪臭も多くていよいよ困りものです。
又、足の裏に密集しているエクリン線からの汗の放置も原因の一つとなっています。エクリン腺からの汗が足の裏の場合過剰に出るのです。
足の汗の悪臭を生む環境として、一番多いのは足を不潔のままで放置していることで、足の指の間や爪に雑菌が溜まりやすいので最悪の環境です。同じ靴を履き続けるのもNGで、特に毎日はき続けるなどすると、靴の中が常に湿った状態になるので、あっという間に雑菌が繁殖してしまいます。
脂分過多の食事も影響していて、脂質の分泌が多くなって汗を多くかく原因となります。最後はストレスで、多汗症も精神性の発汗であることが多く、足の臭いを強くしてしまいます。